キャブメンテ&オイル交換2017年05月06日


冬~春マサにかけて酷使した2馬力エンジン。

強風で釣りにいけず、雨が降りそうでバイクでお出かけも様子見の午前中だったこともあり、小休止がてら船外機をメンテナンス。

燃料フィルターはそんなに汚れてなかったです。


サクッとキャブレター本体を外し、



フロート室の中は・・・いつもの埃の塊のようなゴミが付着してました。

コイツが詰まると間違いなくエンジン不調ですね。




キャブレター周り一式を組み上げ、引き続きオイル交換。

肉眼で見るともっと濃い茶色です。



最近はバイクと兼用でオイル量はダイソーの軽量カップを使って計っています。

MFS2Bは300ccです。



交換後。綺麗なキツネ色に^^



試運転して作業完了。

ついでにアイドリング回転数を若干上げておきました。



これでいつでも出撃OK!

高圧電動ポンプ故障(BTP-12)2016年09月26日


昨日、ボート本体のチューブに圧送している最中に高圧ポンプがガラガラと異音をたてて死亡。

BTP-12の中身をはぐってみると、コネクションロッドとクランクの接合部(赤丸の部分)が割れていました。


1/4くらい割れています。



この状態で高圧側のモーターだけが激しく空回り。




てか、なんでこんなに負荷がかかる部分がプラスチックなの??

修理だと 1.5諭吉+送料で2諭吉、新品だと2.6諭吉・・・



MFS2B イリジウムプラグ2016年04月03日


船外機。

海上で壊れたら・・・

常に全開運転で酷使。

なのでメンテナンスは妥協しません。

安物オイルは限界油温に達すると油圧が限りなくゼロになります。
しかもその後は冷却しても元に戻りません。

エンジンオイルは100% 化学合成油の「HONDA G3」、

プラグはNGK イリジウムプラグ。

ギヤオイルは今は純正ですが、次回あたりからワコーズで検討中。

エンジンオイルはREDLINEあたりまでグレードアップ?





RYOGAドラグ固着修理2016年01月17日


昨年、ドラグが固着しDAIWAに修理を依頼した RYOGA C1012PE-H が第1回目の使用で再び同様のトラブル・・・

前回は”塩噛み”ということで分解清掃だけで戻ってきましたが、今度は ”ドライブギヤのピンの編磨耗” の部品交換で戻ってきました。

もちろん今回はクレーム判断で無償でしたが、以前の 10ソルティガ5000 を預けた時の不可解な対応も含め信頼性が更に低下。

てか小指の先ほどもないような部品だけで7400円て・・・(怖)




キャブ清掃2015年11月23日


昨日、帰港途中で謎のエンスト。

止まり方から燃料系が原因だとすぐに断定できたが海上で細かくチェックしている余裕はないため、スターターを引きながら燃料コックのON/OFFを何度か繰り返しているうちに復活。

もしかして・・・と自宅でキャブを外してみるとフロート室の底に鉄くずのような少しネットリしたゴミの塊を発見。燃料フィルターにもソコソコ汚れが付着していたが、果たしてこのゴミは何処から進入したのか???



パーツクリーナーを浸み込ませた綿棒で汚れを優しくふき取り。

ついでにメインジェットを覗いてみると、汚れで穴が1/3ほど塞がっていた。これはキャブクリーナーでヒタヒタに漬け込みをした後に細めのピンで優しく清掃。

最近、全開時のパワーが若干落ちたような気がしていたが、もしかしたらこれが原因だったのかも。



やはり定期的な点検・清掃は必須。

プロペラ加工2015年01月22日


トーハツ4st2馬力(MFS2B)

排気量85ccならではの高トルク特性を活かした速力アップを妄想。

このエンジンもっと回るはず・・・



参考までにスタンダード7インチ樹脂プロペラの翼エッジ面。
1mmはあるのかな?


で、ガシガシと磨き中!


ペーパーナイフ!?


水中抵抗を考えると水切りの当たり面積が減ることで・・・

次回、テスト予定。

船外機メンテ2015年01月11日


爆風続きでなかなか2馬力ならず。

ということで久しぶりにトーハツMFS2Bのキャブメンテ。

前回の記事よりもう少し具体的に解説。

内容は部品交換(リペアキット)なしの点検レベル。

使用工具は
・10mmボックスレンチ
・プライヤー
・プラスドライバー
・マイナスドライバー

燃料キャップ、エアコックを閉めて燃料タンク上部の3箇所の10mmボルトを外す。
※半分程度の燃料が残っていても問題なし





パカっと燃料タンクをめくりあげ、下部に接続されている燃料ホースの金具をプライヤーで緩めてホースを抜く。このとき、燃料パイプ内に残留する若干のガソリンがボタボタと漏れるので周囲の火気に注意。 また、外した燃料タンクの燃料ホース接続部分から気化したガソリンが非常に危険なので、できれば残燃料は携行缶に戻すかガソリン耐性のあるテキトーな何かで栓をしておく必要あり。





燃料コックのツマミを下側に引っこ抜く。けっこう硬い。



燃料コックのツマミを抜くと燃料コック本体がフリーになる。
燃料コック本体とツマミの関係は↓の感じ。



燃料コック本体から燃料タンク側のホースを引っこ抜き、燃料フィルターのチェック。

今回はあまり汚れてなかったけど、汚れている場合はパーツクリーナーをぶっ掛けてキレイに掃除。



続いてキャブレター本体の取り外し。

まずは細いパイプ2本と太いパイプ1本を引っこ抜く。



キャブレターのエアファンネルの左右に見える2本の10mmボルトを外す。
このボルトは

エアファンネル
キャブレター本体
エアインテーク

を一串刺し。


2本の10mmボルトを引っこ抜くとキャブレター本体を外せる状態に。

アクセルリンケージ(赤矢印)
チョークリンケージ(青矢印)

の順番にリンケージを外していくとスムーズにキャブレター本体が外れる(ハズ)

このとき手を滑らせてキャブレター本体を落としたりして衝撃を与えないことと、インテーク側のガスケットを傷つけないように注意。


キャブレター本体。


裏返しにして2本のプラスネジを外すとフロー室が分離。

清掃ポイントは赤矢印の部分。ここに汚れがあるとそのゴミがフロー室内で浮遊してジェットを詰まらせてしまう原因に。

エンジン不調のときにキャブレター本体をぶっ叩くと調子がよくなるケースはおそらくこれが原因。


おそらく赤矢印がメインジェット。
青矢印はゴムキャップで封印。

赤矢印のメインジェットをマイナスドライバーで取り外す。


ジェットの中心の穴を覗き込んでキレイな穴の状態であることを確認。

先日、1号さんのMFS2Bを点検したところ、ジェットの穴が1/3ほど詰まった状態だった・・・
キャブクリーナーとパーツクリーナーをぶっ掛けて掃除。


フロートはスムーズに上下していれば触る必要なし。


逆の手順で組み上げて試運転。
必要に応じてアクセルリンケージ部分のアイドル調整ネジでアイドリング調整をして完了。
慣れれば所要時間30分。


乾燥中・・・2014年06月16日


梅雨入り。

週末は強風で釣行断念。

自宅では乾燥中と言い訳の片付け途中の放置プレイ。

今週こそは!^^





MFS2B(燃料フィルター清掃)2014年04月29日


天候が不安定だったので出航見送り。

定期点検の一環として、本日は燃料フィルターの清掃を。

所要時間は約30分、難易度は工具さえ持ってれば小学生でもできるレベル。

工具は10mmボックスレンチとプライヤーのみ。

燃料タンク上部の10mmボルトを3つ緩めて燃料タンクを外したら、燃料が洩れないようにタンクをひっくり返し、燃料パイプ根元の固定金具をプライヤーで摘んで広げて燃料パイプを引っこ抜く。
※この時、燃料パイプに残ったガソリンが若干洩れるのを覚悟



燃料コックの摘みは指で摘んで真下に引っこ抜くと抜ける。

相対位置関係を把握し易いよう、燃料コックと引っこ抜いた摘みを合体(接続)した画像↓
※単にひっかけてるような仕組みだけど、意外と硬いので最初は難儀することも・・・



燃料コックの燃料タンク側(太いほう)の金具をプライヤーで摘んで緩めてホースを引っこ抜くと燃料フィルターとご対面。
約半年ぶりくらいだけど、意外とゴミが付着。



ブレーキパーツクリーナーをふんだんにぶっ掛けて綺麗に清掃。



外したパーツを逆の手順で組んで、念のための試運転。

 
 良か燃料、良か圧縮、良か火花

この3つのどれか一つでも欠けるとエンジンはたちまち不機嫌に。



LWS-6 バルブコア2014年04月27日


ジョイクラフトのランチングホイール LWS-6 の空気が抜ける??

まずはパンクではなく「バルブコア」の劣化を疑ってみましょう。

画像の部品は「エーモン T770 バルブコア(S)」

ホームセンターで300円弱で入手可能。



バルブコアを外すためには昔からおなじみの↓の専用工具が必要です。

バルブコア回し? よく知らんですが、かれこれ10年くらい前から持ってたけど、これまたホームセンターで200円もしなかったと記憶。



バルブキャップを外したら、バルブコアに引っ掛けて反時計回りで緩むので、新品のバルブコアを逆の手順で締め込んで完了。